森林から伐採した木を丸太のままある程度乾燥させ、それを板状に製材してからさらに乾燥させたものです。
その過程で木材には反り、ねじれ、歪み、縮みがでます。
製品になってからも伸縮を繰り返し少しずつ落ち着いてゆきます。
いわゆる「木が呼吸する」とか「木が動く」というのは、これらの木材の性質のことです。
天然素材ですので、掲載写真と木の模様（＝木目）が全く同じものはありません。
無垢の木ならではの個性をお楽しみください。
一般的には仕上げに「ウレタン塗装」を使用する場合が多いのですが、これは木材の表面に強い塗膜を作るために、汚れや熱・水分には強い反面、無垢の木の良さであるやわらかな風合いや独特の香りが味わえません。
当工房では無垢材の持つ手触りの良さを残すために、仕上げの塗装に天然素材の乾性油、蜜蝋を使用しています。
普段の生活では埃を払い、軽く乾拭きしてください。2〜3か月に一度オイル（または蜜蝋）をつけて拭いていただけると艶が出てより美しい経年変化があらわれます。
使っていく上での注意として 熱いものを直接置いたり、濡れた布巾、結露するようなグラスを置き放しにしないでください。染みの原因になります。
またできるだけ紫外線（直射日光）は避けてください。焼けと乾燥がすすみ、本体の傷む原因になります。
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